「ぼくはお金を使わずに生きることにした」 マーク・ボイル著 吉田奈緒子訳 を読んで思ったこと
どうも、こんにちは。しゅうです。
今回は、2週間ほど前に読んだ本についての感想です。
僕は節約好きです。育った環境もあるのかと思いますが、それにしても節約が好きです。多分皆さんが考える 一つ上を行くくらいの節約家です。周りの人とは基本的に誰とも気が合わないですし、誰かといると疲れちゃいますね。一日現金0円で生活できる日に喜びを感じます。まあ、普通に家賃や通信費などはかかっているのですが、、、
なんで、節約が好きなのかと考えたところ、悲しい結果になりました。
それは、、
自分のことを好きになれないのです。
大学生の自分は、バイトはしていますが、ほとんどの生活費が親からの仕送りです。
自分のことを大切にできないがゆえに、自分みたいな人間が他人のお金で生きているという現状を受け入れるのがきついです。
その結果、何かおいしいものを食べても食べたあと少し罪悪感を感じますし、何をするにしても最高の幸福は得られていない気がします。
逆に他人のお金を何の躊躇もなく使えている人はうらやましいですね。皮肉ではなく、本当に幸せなんだなと思います。自分でバイトしてそれを何も考えず使うのはわかるのですが、親の金はなんか気が引けるよね笑
変えたいと思いつつ、なかなか変えられない性格。。この性格が変わる日が来るのだろうなと思って日々を過ごしています。
自分を好きになる方法、時分に自信を持つ方法などの本を読んだりしますが、なかなかお金を使って生きていくことに納得いかない状況です。何かいい打開方法はないでしょうか、、、
まあ、心の持ちようなので絶対に直せるとは信じているのですが。笑
そんな自分が出会ったのがこの本です。図書館で見た瞬間、借りないわけにはいかないなと思いました。笑
初めは言うて少しは使うのだろうと思っていたが、本当に0円だった。。。
家賃、服、交際費、食費などなど、、
すべてが0円なのだ。
さらに、この人のすごいところは一年間の0円生活の中で普通に様々な人と交流があるということだ。ただ森の中で、一人で一年間生き抜きました!ってのではないのです。例年と変わらぬ生活をおっくているという点で本当にすごいなと思いました。
過食、お金の使いすぎな現代には考えられないが、ぜひぜひ皆さんにも読んでもらいたい。
自分はこの本を読んで、思ったこと二つ。。
一つ目、無駄に地球を傷つけることをやめよう。車の排気ガス、店での袋など当たり前の自分ができることを減らしていこうっと改めて思った。無駄なものを持たずに自分の好きなものだけで生きるというミニマリスト的生き方にも通ずるなと改めて感じた。
周りの植物、動物、人間を極力傷つけることなく生きていきたいなと思う。まあ食事をとっている以上、きれいごとではあるのだが笑。そういう心持を大切にしたいなと思います。
二つ目、0円で生きるためには思考が必要である。
体を清潔にすること、食事をとること、、などなど 普段当たり前のようにしていることはすべてお金がかかっている。
それを0円で行うことがいかに大変か想像するだけでわかる。すべて、無から有を作り出しているのであり、これが人生で大切なことかなと思う。
無の状態から思考がくわわることで有になる。こう考えると、思考とはすさまじいものだなと感じる。
思考をやめないこと、行き詰った時こそ考えるということを大切にしたい。
有名人でさえ、毎日毎日いろんなことを考え反省して生きているらしい。自分のような凡人はなおさらではないだろうか。生産する側の人間になりたいなと改めて感じた。
考えて行動し、反省して次に生かす。人生はこの繰り返しでよくなっていくはずだ。
僕はそう信じています。
今回のブログで一番感じたのは、本はすぐ忘れて自分の頭に入ってないということ笑。だから読んだ直後にまとめないとなって思った。
この経験を今後に生かしていきます。
みなさんも、0円で生きることに近づいてはみませんか。ではまた。