アウトプットブログ

現役医学生の日々の生活での気づき、日記を記しています。趣味は読書、運動です。「明るく、楽しく、元気よく」「人として正しいことをする」をモットーに日々精一杯生きております。興味がある方はみてください。コメントくださるとありがたいです。

今こそ「呉越同舟」だ!

こんにちは、しゅうです。

 

今日は、最近自分が学んだことを紹介したいと思います。

 

それは、「呉越同舟」という四字熟語です。

 

 

呉越同舟とは?

 

三省堂の四字熟語辞典によると、呉越同舟とは、

仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。本来は、仲の悪い者同士でも同じ災難や利害が一致すれば、協力したり助け合ったりするたとえ。 

 

恥ずかしながら、 聞いたことはありましたが、本当の意味は全く知りませんでした。笑

 

最近、中田敦彦さんの動画を見ている際に、初めて学びました。

 

ちなみに由来は、昔の中国で、呉・越という二つの仲の悪い国があったが、共通の敵が現れたことで、仲の悪かった二国が協力することで、困難を乗り越えたのです。

 

つまり、共通の敵に立ち向かうために、仲の悪い呉と越が同じ舟に乗ったということですね。

 

このことからわかるように、初めは「仲の悪いものでも理解が一致すれば助け合う」の意味でしたが、現在では「仲の悪いものが同じ場所にいること」のようにして派生しても、使われています。

 

この呉越同舟ですが、僕らの生活にもよくあることではないでしょうか。

 

自分の例からの学び

 

毎年4月に、新入生を迎えて部活に入れようとする、「新歓」と呼ばれるイベントがあります。

 

この「新歓」では、ほんの一か月前までは高校生だった一年生が、部活を選ぶという使命に迫られるわけです。基本的に、どの部活も多くの一年生に入ってほしいため、全力で自分の部活を推すわけです。

 

その新歓では、一年生は右も左もわかりませんから、話を振るのは基本、上級生です。

 

来てくれた一年生が退屈しないように、ずっと気を使っていますから、自由が減るため、割と骨の折れるイベントです。

 

この新歓を数回行ったことで、自分としてある気づきがありました。

 

それは、新歓を終えるごとに同期や先輩、後輩、マネージャーとの距離が縮まっているのです。

 

新歓は、4~5時間くらいのイベントですから、それが終わった後には解放感が半端なくて、何も気を遣わず話すことのできるありがたみを感じ、他のチームメイトと無限に話ができるような錯覚に陥ります。

 

一年生に退屈をさせないように、という使命感から、自然と一年生が全員の共通の敵になります。

 

共通の敵を前にすると、今までそこまで話すことのなかった人とも、自然と話せるようになるんです。

 

自分はこの現象を何度も感じており、何か名前つけたいなと思っていたほどでした。

 

そう、これがまさに呉越同舟だったのです。

 

別にもともと仲が悪かったわけではないですが、同じ船に乗ることで自然と仲は良くなっていく。元々、仲が良い場合はさらにその仲は深まります。

 

チームスポーツのため、チーム全員が一つの船に乗るべきですが、普通に活動しているだけではなかなか難しいです。

 

ですが、このように共通の敵を持つことで、全員が同じ船に乗るということはかなり容易になります。

 

同じ船でうまくやっていけるかはまた別の話ですが、大前提として、同じ船に乗る、つまり、共通の目的を持つということは大切なことだと思います。

 

これはほんの一例ですが、震災からの復興、イベントの催しなどこのようなことは生活においてよくあることだと思います。

 

呉越同舟することで、協力が生まれ、協力によりその困難を乗り越えることで、より強くなることができると思います。

 

今が旬な理由

 

そして、この呉越同舟は今こそ旬の時だと思うのです。

 

今、コロナという人類共通の敵と戦っています。

 

政治家や医者などのように明らかにコロナと戦っている人ではなくても、何もすることがなく家にいるだけでも、感染を防ぐという意味でれっきとした社会貢献です。ですから、人類全員がコロナと戦っていると言えます。

 

人と会うことがなく、家に自粛している今なら、普段あまり話さない人ともうまく話せる気がしませんか。

 

自分は、部屋にこもることが増えたため、人と会う時は話が弾むため非常に楽しいです。今なら好きな人に告白するくらいの勇気はありますね。笑

 

コロナにより、夫が家にいることでストレスが溜まることが多いというニュースを最近見ましたが、もちろんそのようなパターンもあると思います。

 

ですが、ある程度他人を思いやれる人同士なら、きっと今までよりもより良い関係になれると思います。

 

全員がコロナウイルスと戦っている今だからこそ、みんなが同じ船に乗ることができると思うのです。

 

普段は全く意識することもなかったような人とも、コロナという共通の敵を持つことで、自然とうまく関係を保つことができると思うのです。

 

自粛、自粛、でストレスのたまりがちな最近ですが、それでイライラしたり、気分を損ねても仕方ないので、せっかくなら全員が同じ船に乗って気持ちよく過ごせたらなと思います。

 

家族で過ごす時間は増えますし、家族でない人と接する時間は限られています。

 

こんな時だからこそ、ほんの少しの思いやりや振る舞いで、家族とは今までになかった関係を築けるかもしれませんし、それ以外の人とはより楽しい時間を共有できると思います。

 

今までの普段の生活では見ることのできなかった景色を見ることができるのではないかなと思います。

 

イライラする気持ちもわかりますが、コロナという大敵の前での、自分たちの争いは本当にばからしく醜いです。

 

呉越同舟するべき今こそ、協力して乗り越えていけたらなと思いました。

 

きっと乗り越えることができたら、それはそれは今までよりも楽しい最高の日々が待っていると思います。

 

ということで、、

 

みんなで協力して、楽しいゴールデンウィークにしましょう!

 

 

P.S.結婚相手は大切ですね。。