絶望からの希望~ありがとう池江璃花子選手~
こんにちは、しゅうです。
昨日の話。
昨日、僕は献血へ行ってきました。
朝、10キロ位走って、午後は暇(最近は毎日暇)だったので、献血でも行こうかな、とふと思いました。
夜には、ヴィッセル神戸の試合があったので、それまでに帰ってきて、いい1日にしようと漠然と思っていた。
そして、献血へ行って、前の献血から2ヶ月ほどしかあいていなかったので、全血献血は無理で成分献血でした。
献血はもう7回ほどしているので、手順もわかっているし、まあ、多少の緊張感はあるものの、いつもどおり、行って、いつもどおり、終わるのだろうと思ってた。
だが、事件発生。
迷走神経反射が起きました。
もともと、注射苦手で、体質的にも迷走神経反射出やすく、初めての献血も止められてしまったのですが、それを克服すべく、大学生になってから何度も献血に通ってきました。
成分献血は、採った血液から凝固因子などの成分のみを取り出し、他の血液成分を体内に戻すため、普通の献血よりも長い30分ほどかかるのですが、、、
その日は、いつもどおり検査を終え、値的には貧血などなく、問題なく献血スタートできました。
ベテランそうな看護師さんにいつものように、針を刺され、無事スタートしました。たしかに、いつもより刺さった瞬間痛みはあったのですが、それも1.2分すると消えて、気分も落ち着いてきました。
今回も行けそうだなとか思いつつ、最近ハマっている、プリズン・ブレイクをプライムで見始めて、1分くらい経った時、つまり、針が刺さって、5分ほど経った時、なんか足がムズムズしてきて、あれ、これやばいやつかも、とか思いつつ、とりあえず、動画を止めて、深呼吸して落ち着こうとしました。何も考えず、無心になろうと思いましたが、こうなるともう無理ですね、悪くなるばっかり、どんどんムズムズしてきて、血管が収縮する感じがしてくる、脳血流落ちてきて、ふら~っとしてきて、もう無理だと思い、隣の別の看護師さんに助けを求めて、ストップ。
完全な、迷走神経反射でした。これかって改めて、思いました。一瞬で、失神しますね。
何人かの看護師さんが来て、ベッドの角度を変えて、頭を下げて足下げて、徐々に脳に血流が行くと楽になってきました。天井を見ているときの気持ちは、もうとんでもないものでした。
献血来て、色んな人に迷惑かけて、ああ俺何してんだって感じ。あのときは辛かった。
血圧もなかなか上がらず、車椅子で他の部屋へ移動。歩けるってのに。まあ仕方ないよね。
一度、眼底検査をした時の造影検査で起きた反射と全く同じ感じだった。わからない人がほとんどだと思うが、気分的には、全てがどうでも良くなります。こんなつらいなら、もう生きたくないって思うほど。今はそんな気持ちになるなんて自分でも信じられないけど、本当にそう思ってしまうんだから仕方ない。。
色々強くなってきたと思っていたが、まったくもってそんなことなかった。。自律神経には勝てない。。
水分も食事もそれなりにとっていたし、原因は朝のランニングくらい。
どうやら、僕の体は全力で献血に挑まないとだめみたい。
神経だけの問題ではなく、気分の持ちようもあると思うが、そういえば、中学の時、大学の時と、同じような感じで倒れたことがあったな~と思い、あれは迷走神経反射だったのかと納得、やっぱりかなり出やすいみたい。
ただただ自分の弱さを痛感し、悲しかった。
そんな気分で帰路につくと、ニュースで池江璃花子選手が出てきた。どうやら、日本学生選手権の標準記録を突破したらしい。
白血病の闘病生活を終え、復帰した池江選手。なんて、すごいんだ。かっこよすぎる。
自分よりも、若い人がこれだけ頑張っている姿を見ると、自分も頑張らないと思った。
まったくもって、戦っているレベルは違うわけであるが、戦っていることには変わりない。
何度転んでも、立ち上がらないと、と改めて思いました。
ありがとう、池江選手。今後も頑張ってください。
というわけで、昨日は様々な人に迷惑をかけてしまった。ただ、この経験を無駄にしないために、今後に生かしていかないといけない。
今後も同様の経験をすることはあるかもしれないし、何があるかわからない、だけど、弱音を吐いたり、泣いたりしてもいいけど、それでも、立ち上がって、立ち直りたい。
また、こういう経験をすることで、こんな気持ちに何度もなっている人がいると思うと、少しは自分が力になれるように、元気なときはしっかり学んで、助けられる人になりたいと思った。
かっこいいこと言っていますが、要約すると、プリズンブレイク見ている際に、自分がブレイクしてしまったって話です。笑
人生に無駄なことなんてないからね。これも何かにつながると信じ、雑魚だけど、がんばっていきます!!!