台湾一人旅での気づき 人間関係のストレスを減らす1つの考え方
こんにちは、しゅうです。
今日は、以前に感じたことについて書きたいと思います。
突然ですが、僕は昨年のクリスマスらへんに一人で台湾へ行ってきました。1週間弱ほど行ったんですが、今回はそこで感じたことについてです。
その時は、ブログはやっていなかったので、日々感じたことを日記として綴っていました。ですので、その日記に書いてあることから引っ張り出して、さらに今感じることも踏まえて書きたいと思います。
結論から言うと、、
「差別するのはやめよう。」
です。何とも胡散臭い感じですが、これについて補足していきます。
台湾は、基本的に中国語が使われており、ざっくりとしたイメージは中国という感じです。(中国言ったことないので多分ですが)
そこでなんですが、皆さんは中国や中国人についてどんなイメージがありますか。
多くの人があまり中国人に対して、あまり良いイメージはないと思います。
自分もそうで、中国人は我が強く、置物を盗んで売ったり、色々買い占めたりするという、自分の利益を第一に考えているイメージでした。
実際、飲食店などでは、態度はあまりよくないし、うるさいし、食べた後はめちゃくちゃ汚いしでバイトの時などによく苦労しました。
まあそんな感じで、自分は旅に行く前は、中国人は苦手で、蔑んだ目で見ていました。
つまり差別していました。
そんな自分ですが、旅を経て考え方が少し変わりました。
そこで、「差別するのをやめよう。」についてですが、なぜ差別をやめようと思ったかといいますと、、、
人間は、生まれる場所や環境などは全く選べません。本当に運ゲーです。
今自分がこうしていられるのも、偶然、この良い時代に、素晴らしい日本という国で、また素敵な家庭に生まれたからであって、本当にただの偶然なのです。
人は何もできない0の状態で生まれてきて、そこに見たもの、聞いたもの、経験したものが合わさって、大人になっていきます。
台湾に行って感じたのは、ここで生まれて育ったら自分もきっと自分勝手で自分のことしか考えられない人間になっていたかもなということです。
例えば、
車は当然のように歩行者を待たずして曲がったり、とんでもないスピードで発進したりします。
公共機関での、家族間の会話はめちゃうるさいし、
町には異臭が漂うし、
スーパーや飲食店などではほぼ全員がせかせかしているため、移動が速く、また少し対応をもたついてたりすると、明らかに後ろの人はイライラしています。
このように、自分が当然だと思っていた日本の環境とは全く違うのです。
そんな中で、胎児が生まれて、親を見て育っていく。そうすると何もない0の状況に自分が見たことが加わるので、そこで大人になったら、せっかちになるし、短気だし、自分勝手にもなりやすいと思うのです。
この環境だと仕方ないなと思ったのが正直の感想です。
何が言いたいかというと、自分と性格や考え方が違う人がいた時に、明らかに自分が正しいと思っても、相手を否定したり、差別したりするのはなんか違うのかなと感じました。
実際、同じ学校とかでも少し合わない人とかいるとは思います。でも、その人が育った環境や今までの人生を知らずして、現在のその人だけを見て、結論を出すのはよくないのかなと思いました。
生まれた家がお金持ちであったり、貧乏であったり、親が離婚したり、DVを受けたり、とか、、こんなに極端な例でなくても育った環境で人は作られますから、環境の及ぼす力は大きいです。
別に自分が優れた人間だと言っているわけではないですが、今こうして自分が周りとトラブルなく平和に暮らしていけるのも、恵まれた家庭、環境に生まれたからです。
人を見ていると様々な人がいます。
中学生なのにタバコを吸っている人、
テストでいつも点が悪い人、
自分勝手ですぐ暴力に走る人、
コミュニケーションが取れない人、
などなど、たくさんの人がいて、きっと受け入れられないこととかあると思います。
でも、相手もしたくてそれをしているのではなく、今まで育った環境からそれが普通だと思っている場合もあると思うのです。
自分もその人の環境で育ったら、同じことをしていた可能性だって十分にあり得ます。
ですから、すぐに相手を否定して突き放したり、差別するのではなく、まずはその人を受け入れることが大切かなと思います。
そのうえで、うまく距離を置いたりするなどして、対応するのが良いのかなと思います。まあ、多くは時間が解決してくれると思うので、待ちが最善の選択なのかなと思います。
また、そのようなことでイライラしたり、自分が悩んだりするのはもったいないです。ある程度仕方ないと割り切って、考えるのが良いのかなと思います。
今後もきっと人間関係のトラブルは多くあると思います。たまにはイラっとするし、価値観が合わず納得できないこともあると思います。
でも、そのような時に今回感じたことを思い出して、うまく対応できたらなと思いました。また、自分がうまくいっているときも、自分が偶然恵まれていたということを忘れず、感謝の気持ちを忘れずに謙虚に生きていきたいと思いました。
もちろん、今日書いたことに賛否あると思いますが、このように考えることで、人間関係ではあまりイライラしませんし、日々の感謝の気持ちは忘れないため、時を大切に過ごせますし、個人的におすすめですので、もし人間関係で悩んでいる方は参考にしてください。
P.S.実際のところ、台湾人はせかせかしているという印象はありましたが、本当に心優しい人が多く、素敵な国でした。また行きたいです。