山中伸弥先生から学べる事
こんにちは、しゅうです。
今日は、山中伸弥先生の話を書きたいと思います。
皆さん、山中教授 はご存じでしょうか?
山中伸弥先生は、ips細胞を発見して、ノーベル生理学・医学賞を受賞した有名な人なのですが、その人が言っていた言葉を紹介したいと思います。
まあ、紹介といっても、youtube見てたら、芦田愛菜さんが本を読んで、学んだことなので完全に盗みなのですが、少しでも何かの役に立てばよいかなと思います。
その言葉とは、「人間万事塞翁が馬」。
この言葉について以下で説明します。
人間万事塞翁が馬とは?
「人間万事塞翁が馬」は「にんげんばんじさいおうがうま」または「じんかんばんじさいおうがうま」と読みます。
意味は、幸せや災いはいつ来るかわからないということです。
由来を簡単に説明します。
昔の中国にある街にある老人がいました。
ある日、その町から、馬が逃げだしました。
馬は貴重な動物でしたから、町の人は悲しみましたが、老人だけは、これが何かの幸せにつながるかもしれないと言い、落ち込むことなく前を向いていました。
そうすると、後日、その馬が他の馬を連れて帰ってきました。
そうすると、町の人々は喜びましたが、老人はこれが何かの災いにつながるかもしれないと言いました。
その後、本当に災いは起き、町の人は悲しみました。
老人は悲しむことがなく、その後に再び幸運は訪れました。
このように、話が続いていきます。
細かい話は置いといて、大体のストーリーはこんな感じです。
「人間」が 世間
「万事」が すべての物事
「塞翁」が その村の老人
「が」が の
という意味です。
世間のすべての物事を、老人の馬のように考えよう。
つまり、老人が馬が逃げてしまったのを不幸だと決めつけなかったように、幸せや不幸はいつ訪れるかわからないということです。
山中伸弥先生の話
山中伸弥先生は、今でこそノーベル賞を受賞し、すごい方なのですが、そこに至るには様々な苦労があったのですね。
学生時代にスポーツをやられていたこともあり、若い頃は整形外科医として働かれていたそうです。
そこで、あまりにも不器用で使い物にならなかったらしく、同僚からは、”やまなか”ではなく、”じゃまなか” と呼ばれていたそうです。
この話から考えると相当劣っていたのだろうということが予想されます。
しかし、このことをきっかけに再び自分を見つめなおし、研究医としての道を拓きました。
そして、一生懸命、働き続けた結果、なんとノーベル生理学・医学賞をとるに至ったのです。
まさに、一見すると不幸な出来事のおかげで、世界に名を残す大成功を収めました。
きっと、整形外科医として働き続けていたら、こんなにも有名になることはなかったと思います。
もちろん有名になったり、成功したりすることだけが、大切なことではありませんが、失敗を成功につなげるというのはとても大事なことだと思います。
山中先生は、世界に名を残すような発見をしましたが、きっと、おごることなく今も日々を懸命に生きていることでしょう。
この言葉からの学び
人生生きていると、うまくいかないことって多いじゃないですか。
周りより頑張っていると思ったのに、結果には反映されなかったり、
何度も心配したり、
自分ってなんでこんな駄目なんだろうとか、
あの人は楽しそうだなと思うこともきっとあると思います。
でも、人間万事塞翁が馬なんです。
一見うまくいかなくてつらいようなことも長い目で見たら、良いことにつながるかもしれないし、
逆にうまくいって浮かれていたら、それが原因で痛い目を見るということはよくあることだと思います。
以前にも書きましたが、目の前の出来事に一喜一憂しすぎることなく、長い目で見ることが大切なのだと改めて感じます。
きっと今後も、
風邪をひくことも、
試験に落ちることも、
失敗して誰かに迷惑かけることも、
様々な試練が待ち受けていると思います。
でも、人生つらいことばかりではないと、自分を信じて、自分のなすべきことをし続ければきっといつかは、うまくいっている自分に出会えると思います。
もし仮に間違っていたとしても、少なくとも自分はそう信じてやり続けられる人間でありたいなと思います。
良いことも悪いことも突然起こりますから、失敗しても成功してもそれにとらわれすぎず、淡々と日々を過ごすことが大切なのかなと思います。
僕も山中伸弥先生のように活躍できる日が来るのを楽しみに、頑張ります!
ということで、明日からも頑張っていきましょ~!
P.S.芦田愛菜さん、受け答えがしっかりしすぎて感激ですね。あれは頭も良いのだろうなと納得しました。