なりたい自分になれるように、生きていこう。
こんにちは、しゅうです。
今日は、自分が感じたことを忘れないためにもブログに書いておこうと思います。
筋トレ中に、youtubeでオリラジの中田敦彦さんの動画を見ていたのですが、そこでなるほどと思ったので、記そうと思いました。
【GIVE&TAKE②】〜人当たりのいい戦略型テイカーの見分け方〜
その動画は、「GIVE&TAKE」という本の解説動画だったのですが、その本では、主に、与える人は成功するということを言っていました。
ここでの与えるというのは、見返りを求めることなく、自分の立場や相手の立場に関わらず、与えるということ。
この本では、人には大きく分けて、次のようなタイプがあるといっていました。
本当に人のためを思って、利他的に行動する、ギバー
自分の利益や見返りだけを求める、テイカー
バランス派のマッチャ―
自分は人のためを思って行動することもあるし、自分の利益や感情のためだけに行動することもあるので、マッチャ―だなと思います。実際、半分以上の人がこのマッチャ―に当たります。
この動画が自分に刺さったのは、自分がある問題を抱えているからでした。
自分の今の問題点は、見返りを求めることなく、他人に与えるということが素晴らしいことで、そうしたほうが良いというのはわかっているし、人のためにはなりたいと思っていはいるが、そうはいっても
でも、やっぱりお金はある程度欲しいし、
自分が承認されたいとも思う、
このような自分の利益を求める感情が良い悪いという話ではなく、自分がやっていることに納得がいかない、全力を注げないということが自分の中で非常に気持ち悪かった。そのような感じで、本当の自分の思いと、自分のしている行動が乖離しているようで、葛藤がありました。
そんな葛藤に悩まされたし、今もふと考えてよく悩んだりしています。
例えばですが、youtubeやblogなどがその典型例で、
自分は今、こうやって無料でブログを書いて、無料でyoutubeに動画を上げているわけです。
なぜ、こんなことやっているかと言われると、主には誰かのためになりたいからです。(わんちゃん、稼げたらいいなとか思ってるけど、まあそんな甘い世界ではないので、そんな志ではまあ無理です。)
でも、同じ媒体で稼いでいる人を見ると自分もそうなりたいなと思うし、なんで自分はこんなことやっているのだろうとも思う。
「自分は人のためにやるぞ!」と少しは思っているのですが、やっぱり目の前の誘惑や利益には目が行くわけです。そこに非常に悩み、苦しんでいます。
これはほんの一例ですが、他にも様々なことでこのような感情を抱いてしまいます。
そんな自分に解決策が与えてくれたのがこの動画、この本です。
心理学的には、人間には認知的不協和というものがあるらしく、これは自分の行動と自分の考えが一致していないと、その人に不快感をもたらすらしいのです。
まさに、自分はこの状態にあり、考えと行動が乖離しているために不快に感じている。
でも、これには解決策があって、
先に、自分がなりたい姿を想像し、自分の真の感情のままに行動をする。そこで、ずるい考えや誘惑が出てきたも、無理してでも行動することで、それを続けることで、徐々に自分の行動の動機や信念が変わってくるのです。
だから、最初に人のために行動するのだ、と決めて、それにそって行動していると、徐々にずるい考え方などが減ってきて、自然と真の自分の感情のままに行動できるというものです。
つまり、自分が人のためを思って行動しているとき、もう一人の自分が目の前の利益に目がくらみ、自分のずるいところが出てきたとしても、それを続けているうちに、自然と考え方が変わってきて、
行動によって、自分の考え方が変わるというものです。
だから、まず行動することで、感情は後から変わりうるということです。
だから、自分次第で、なりたい自分になれるなと思いました。
うまく言葉にはできませんが、すっきりしてよかったです。
また、この本では、人のための時間の使い方なども書かれているみたいで、とても興味深いので読みたいなと思いました。
利他のために働きつつ、自分の感情を満たせるよう、ほど良い自己犠牲と欲望とうまく付き合って、自分のなりたい自分になれるよう、日々頑張って生きていきます。
P.S. 中田敦彦さんのYoutube大学はとても面白く勉強になるのでおススメです
台湾一人旅での気づき 人間関係のストレスを減らす1つの考え方
こんにちは、しゅうです。
今日は、以前に感じたことについて書きたいと思います。
突然ですが、僕は昨年のクリスマスらへんに一人で台湾へ行ってきました。1週間弱ほど行ったんですが、今回はそこで感じたことについてです。
その時は、ブログはやっていなかったので、日々感じたことを日記として綴っていました。ですので、その日記に書いてあることから引っ張り出して、さらに今感じることも踏まえて書きたいと思います。
結論から言うと、、
「差別するのはやめよう。」
です。何とも胡散臭い感じですが、これについて補足していきます。
台湾は、基本的に中国語が使われており、ざっくりとしたイメージは中国という感じです。(中国言ったことないので多分ですが)
そこでなんですが、皆さんは中国や中国人についてどんなイメージがありますか。
多くの人があまり中国人に対して、あまり良いイメージはないと思います。
自分もそうで、中国人は我が強く、置物を盗んで売ったり、色々買い占めたりするという、自分の利益を第一に考えているイメージでした。
実際、飲食店などでは、態度はあまりよくないし、うるさいし、食べた後はめちゃくちゃ汚いしでバイトの時などによく苦労しました。
まあそんな感じで、自分は旅に行く前は、中国人は苦手で、蔑んだ目で見ていました。
つまり差別していました。
そんな自分ですが、旅を経て考え方が少し変わりました。
そこで、「差別するのをやめよう。」についてですが、なぜ差別をやめようと思ったかといいますと、、、
人間は、生まれる場所や環境などは全く選べません。本当に運ゲーです。
今自分がこうしていられるのも、偶然、この良い時代に、素晴らしい日本という国で、また素敵な家庭に生まれたからであって、本当にただの偶然なのです。
人は何もできない0の状態で生まれてきて、そこに見たもの、聞いたもの、経験したものが合わさって、大人になっていきます。
台湾に行って感じたのは、ここで生まれて育ったら自分もきっと自分勝手で自分のことしか考えられない人間になっていたかもなということです。
例えば、
車は当然のように歩行者を待たずして曲がったり、とんでもないスピードで発進したりします。
公共機関での、家族間の会話はめちゃうるさいし、
町には異臭が漂うし、
スーパーや飲食店などではほぼ全員がせかせかしているため、移動が速く、また少し対応をもたついてたりすると、明らかに後ろの人はイライラしています。
このように、自分が当然だと思っていた日本の環境とは全く違うのです。
そんな中で、胎児が生まれて、親を見て育っていく。そうすると何もない0の状況に自分が見たことが加わるので、そこで大人になったら、せっかちになるし、短気だし、自分勝手にもなりやすいと思うのです。
この環境だと仕方ないなと思ったのが正直の感想です。
何が言いたいかというと、自分と性格や考え方が違う人がいた時に、明らかに自分が正しいと思っても、相手を否定したり、差別したりするのはなんか違うのかなと感じました。
実際、同じ学校とかでも少し合わない人とかいるとは思います。でも、その人が育った環境や今までの人生を知らずして、現在のその人だけを見て、結論を出すのはよくないのかなと思いました。
生まれた家がお金持ちであったり、貧乏であったり、親が離婚したり、DVを受けたり、とか、、こんなに極端な例でなくても育った環境で人は作られますから、環境の及ぼす力は大きいです。
別に自分が優れた人間だと言っているわけではないですが、今こうして自分が周りとトラブルなく平和に暮らしていけるのも、恵まれた家庭、環境に生まれたからです。
人を見ていると様々な人がいます。
中学生なのにタバコを吸っている人、
テストでいつも点が悪い人、
自分勝手ですぐ暴力に走る人、
コミュニケーションが取れない人、
などなど、たくさんの人がいて、きっと受け入れられないこととかあると思います。
でも、相手もしたくてそれをしているのではなく、今まで育った環境からそれが普通だと思っている場合もあると思うのです。
自分もその人の環境で育ったら、同じことをしていた可能性だって十分にあり得ます。
ですから、すぐに相手を否定して突き放したり、差別するのではなく、まずはその人を受け入れることが大切かなと思います。
そのうえで、うまく距離を置いたりするなどして、対応するのが良いのかなと思います。まあ、多くは時間が解決してくれると思うので、待ちが最善の選択なのかなと思います。
また、そのようなことでイライラしたり、自分が悩んだりするのはもったいないです。ある程度仕方ないと割り切って、考えるのが良いのかなと思います。
今後もきっと人間関係のトラブルは多くあると思います。たまにはイラっとするし、価値観が合わず納得できないこともあると思います。
でも、そのような時に今回感じたことを思い出して、うまく対応できたらなと思いました。また、自分がうまくいっているときも、自分が偶然恵まれていたということを忘れず、感謝の気持ちを忘れずに謙虚に生きていきたいと思いました。
もちろん、今日書いたことに賛否あると思いますが、このように考えることで、人間関係ではあまりイライラしませんし、日々の感謝の気持ちは忘れないため、時を大切に過ごせますし、個人的におすすめですので、もし人間関係で悩んでいる方は参考にしてください。
P.S.実際のところ、台湾人はせかせかしているという印象はありましたが、本当に心優しい人が多く、素敵な国でした。また行きたいです。
最強の自重トレーニング始めました。
こんにちは、しゅうです。
今日は、最近始めた自重トレーニングについて紹介します。
それは、、、
この、プリズナートレーニングの日本語訳は、「囚人トレーニング」で、実際に囚人に入っていた方が書かれた本です。囚人トレというと、よくわからないですが、実際のところは自重トレです。
囚人トレーニングに興味を持ち、一年ほど前に購入したのですが、あまり続かず家に眠っていました。
続かなかった原因はいろいろありますが、自分の求めている成果とそれに必要な時間を考えた結果、ジムでトレーニングしようとなりました。
ただ、今こうして、家で過ごすことが増えてきて、家でちょっとした筋トレをしていたのですが、少し飽きてきたのとなんかあまりぱっとしなかったので、しばらくは家での生活が続くと思い、これを再開するよい機会かなと思いました。
この囚人トレという名前や本の表紙からすると、いかにもきつい上級者向けかと思いきや、本には詳細にレベルごとに分けられており、初心者からでも始めることができます。多分ですが、運動をほとんどしたことがない女性なども始められると思います。
この本の序盤を読むと、いかに自重トレにメリットがあるかを感じます。
また、ジムで筋トレすることにもデメリットはあるなと感じます。
この囚人トレは自重トレなのですが、ただの筋トレと異なり、筋肉だけでなく関節や靭帯を強化することを特徴としています。
この作者も言っていますが、長期にわたって、日常生活を健康に送るためには、この関節と靭帯の強化は必須だと思います。
確かに、ジムの筋トレは正しいやり方でやれば、短い期間でかなりの筋肉をつけることはできると思いますが、果たしてそんなに筋肉を身にまとってメリットはあるのでしょうか。(筋トレを否定しているわけではありません。)
大会に出るなどの目的で筋トレする人ならわかりますが、その他の健康のためやスポーツでの活躍のために筋トレをする人はよく考えてほしいなと思います。
体幹トレの記事でも書きましたが、大切なのは外についている筋肉という鎧ではなく、骨や関節、靭帯、インナーマッスルなどの内からの強さだと思います。
そのような点で、このトレーニングはとても理にかなっているように感じます。実際、自分もスクワットなどはジムではそれなりの重さではできますが、この本では自重のスクワットなのに全くできないということがありました。
自分は大きい体を持つことより、健康でしなやかで強靭な体を目指しているため、この本はあってるのかなと思いました。
また、とても詳しいメニュー設定があるため、モチベーションも上がり、とてもやりやすいです。
さらに基本的に自分の体さえあればトレーニングできるので、大きな場所や器具も必要なく今の時期にぴったりだと思います。(懸垂するぶら下がる場所が唯一必要です。)
ただ、作者も言っていますが、トレーニングというのは2,3か月などの短いスパンで効果が出るものではありません。効果があるように見えても、それは外側の筋肉が一時的についただけであり、故障の原因や将来的な痛みの原因になりやすいと言われています。
実際、この本のトレーニングは年単位で考えないと効果は厳しいのかなと思いますが、コツコツとやっていこうと思います。
とりあえず、今日やった内容を書きます。
胸:STEP6 クローズプッシュアップ 20×2
足:STEP6 クローズスクワット 失敗
背中:STEP5 フル・プルアップ 8→5
腹:STEP6 ハンギング・ニー・レイズ 15×2
脊柱:STEP7 ウォールウォーキング・ブリッジ下向き 3×1
肩:STEP4 ハーフ・ハンドスタンド・プッシュアップ 20×2
とりあえず、今日はこんな感じでした。何事も継続しないと意味があまりないので、しばらくは続けたいと思います。ちなみに、上の項のすべてでSTEPが1~10あります。
また、基本的に追い込み系ではないので、短時間を高頻度でやる感じなのかなと思います。
もしやってみて、メリット・デメリットがより明確になればまた記事を書こうと思います。興味ある人は調べてみてください。
コツコツ頑張りたいと思います。
誰にでもなじみのあるアレルギーについて解説
こんにちは、しゅうです。
今日は、日常生活で誰でも遭遇する可能性があるアレルギー疾患について解説します。
アレルギーというと、卵アレルギーや乳製品のアレルギーなどのように、アレルギー体質の人がある一定の食べ物を摂取した時に生じるものと思っていませんか。
多くは上記のパターンなのですが、中にはアレルギー体質がなくても突然アレルギー疾患にかかることがあります。
今日はその学びを共有したいと思います。
その疾患は、何かといいますと、、、
食物依存性運動誘発アナフィラキシー
というものです。
これを以下で詳しく見ていきます。
アナフィラキシーとは?
さて、上記で出てきたアナフィラキシーですが、これはアナフィラキシーショックといわれるもので、ある物質によって起こるアレルギー反応の結果、体に変化が起きショック状態を呈することを言います。
詳しい機序を書きます。(自己満なので読み飛ばしていただいて大丈夫です)
アレルギーには様々な種類がありますが、その中に一型アレルギーというものがあります。これは、アナフィラキシー反応ともいわれ、食品から分解されることで得られる蛋白などが肥満細胞(マスト細胞)上の抗体に引っ付き、抗体を架橋することで、肥満細胞からロイコトリエンやヒスタミンという物質を放出されます。これらの物質は、普段は好酸球によって中和されていますが、過剰に放出されることで分解されず、血管透過性を亢進させます。この血管透過性の亢進により蕁麻疹が起きたり、気道粘膜の浮腫が起き、これが上気道を閉塞することで呼吸困難になります。さらに血管透過性の亢進により、血流が減り、血圧は低下し、血流不足、酸素不足のため意識障害を引き起こします。
この体の反応をアナフィラキシーショックといいますが、原因は薬や蜂刺され、そばやピーナッツの摂取が主です。
食物依存性運動誘発性アナフィラキシーとは?
これは、食物アレルギーの一種の特別なもので、本来の食物アレルギーが、特定の食物摂取から15~30分のうちに行動などに関係なく起こるのに対し、これは特定食物摂取後に運動をすることで、アレルギー反応が起きるというものです。
中学生から青年期に多く、食後2時間以内に運動した場合に見られ、入浴などでも起こることがあります。
アレルゲンの腸からの吸収が運動によって増加するために起こると考えられています。
アレルゲンの大部分は小麦、エビなどの甲殻類、また洗顔せっけんに含まれる小麦の分解物が皮膚から吸収されアレルゲンになった場合もあります。
また、体調や日々のストレスにより、症状が悪化しますので、注意が必要です。
本来のアレルギー反応は、本人が把握していることが多く問題ないのですが、これは本人が思いがけない時にアレルギー反応が起きるものなので、周りの大人がとても注意するべきものかなと思います。
自分の身の回りに起こった話
以下に実際に自分の身の回りで起きたことを書きます。
当時、自分は部活の主将をしていました。その日は、6月頃の13時頃の部活中でした。
いつも元気そうな後輩が急に「なんか、視界がぼやけて、呼吸がしづらいので、少し休んでいいですか?」と言ってきました。
いつも元気そうなので何事かと思いましたが、その時は全くわけが分からず、とりあえず安静に休んでもらうことにしましたが、しばらく休むとおさまったといい、またサッカーし始めました。
結局、何事もなく、当時は原因も不明だったのですが、今考えると運動誘発性のアレルギー反応だったのだろうと思います。どうやら部活前に、甲殻類を含む食事をしていたとのことでした。
この部活の数日後に、講義でこの疾患を学び、なるほどなと色々つながったのをよく覚えています。何事もなく本当に良かったです。
注意しておくべきこと
この食物依存性運動誘発アナフィラキシーは薬などの予防は特にありません。ですので、起こさないことが大切で、原因の食品を食べた後、運動などをしないことを徹底することが必要です。
また、もし起こってしまったら、しっかり休ませて、重症の場合は、アドレナリンの筋注が必要です。注射の場所は大腿外側が最も吸収が良く、最適です。
アドレナリン筋注と聞くと医者がやりそうなイメージですが、実際の現場では、一刻も早い対応が必要なので、教師や保護者がやることもあり、誰にでもなじみのあることなので、ある程度の知識は必要かなと思います。
症状が起きたら重症化することも多いため、症状が改善しない場合は救急車を迷わず呼ぶことも大切かなと思います。
一度起きてしまうと再発率は高くなるため、本人含めて周りの熟知が必要です。
まとめ
食後2時間以内の運動や入浴ということで、10代辺りの子供には、誰にでも起きうることだと思います。また、原因食品の60%を占める小麦は食事の中心となる炭水化物ですので、運動前の食事としてはとてもなじみのあるものです。
このようなことが起きたときに、何ができる、できないは別として、このような疾患があるということを大人が把握して、起こったらどうするかを予めおくことが非常に大切だと思います。
治療をする必要はありませんが、対処方法や処置などを知っておくべきです。
今後、保護者や教師になっていく方など、子供となじみのある立場の方はぜひぜひ知っておいてほしいなと思いました。
自分もご多分に漏れずその一人であるので、この経験と学びを今後に生かしていきたいです。
たかが歯、されど歯。
こんにちは、しゅうです。
今日は、歯周病について調べる機会があったので、学んだ情報を共有します。
歯周病って何?
歯周病ってよく聞きますが、どのような病気か知っていますか?
ありふれた病気で、誰にでもなる可能性があるのである程度知っておいたほうが良いでしょう。
歯周病とは、口内で細菌が増殖し、感染することで引き起こされる炎症性疾患です。
細菌によって歯肉に炎症を引き起こし、進行すると歯を支える顎の骨を溶かしていきます。
高齢者だけではなく、若い人にも多く見られる病気です。40歳前後が最も多いです。
原因は?
口腔内には薬500種類の細菌が存在します。不十分な歯磨きや党の過剰摂取により、細菌が歯垢(しこう)という物質を作り出します。この歯垢には1㎎中に約10億個の細菌が存在し、歯の表面に引っ付きます。この接着は強固でうがいなどでは落ちず、放置することでさらに強固に接着し、硬くなり歯石という物質に変化します。歯石になると歯磨きでも取り除くことはできず、ここをもとに細菌が増殖し、歯周病につながります。
また、食習慣、喫煙、ストレスなどが歯周病を進行させます。
進行すると
では、歯周病ですが、進行するとどうなるのでしょうか。
歯と聞くと軽視しがちなイメージがありますが、とても大切です。単に菌を飲み込んで、胃に入るだけなら、これは実質、体内ではなく消化管であって、便として出るので特に問題はありません。
しかし、歯が侵され、菌が歯肉に入ると、近くに血管が走るため、歯肉の炎症が全身に多くの影響を与えます。
狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症などと関連しています。
ここで1つ、糖尿病と歯周病の関係を詳しく見ていきます。
糖尿病とは、インスリンという血糖降下ホルモンが何かしらの原因で効きにくくなり、血糖値が高くなる疾患です。
歯周病により、炎症が起きることでサイトカインという物質が過剰に出ることで、インスリン抵抗性が高まり、インスリンが効きにくくなります。これにより、血糖値は高まり、さらに糖尿病により、免疫機能低下、治癒能の低下などにより、歯周病も悪化していくという悪循環に陥ります。
こうなると治療は難しくなりますね。
僕たちが生活の中でできること
以上から、歯周病にならないこと、また、もしなってしまったら早期発見が大切です。
そのために、自分たちの生活で何ができるでしょうか。
歯磨きの大切さ
歯磨きはめちゃくちゃ大切です。食後すぐが良い、30分あけたほうが良いなど様々な説がありますが、正直、毎食後歯を磨くのは現実的じゃないと思います。
ですので、僕が大切だと思うこと。
・毎食後、うがいをすること
・一日一回は丁寧にしっかり磨く時間を作ること
歯磨きは思ったより、大切ですね。歯ブラシとか歯磨き粉にこだわる前にまずしっかり一日一回は一本一本丁寧に磨くことが大切だと思います。ながら磨きでいいと思うんで、丁寧に磨きましょう。
道具にこだわるのはそこからかなと思います。
それをするかどうかで、病気が防げますから、ぜひやってもらえるとありがたいです。
禁煙
たばこの煙には、タール、一酸化炭素、ニコチンなどの多くの有害物質が含まれています。これらにより、歯石を歯に付着させやすくしたり、病原菌に対する免疫力低下、歯周病の際に腫れを隠してしまい、歯周病を重篤化させます。
禁煙するのは大変だとは思いますが、喫煙は百害あって一利なしなので、禁煙を強く勧めます。
よく噛むこと
よく噛むことは肥満中枢の観点から、肥満防止になります。その他にも様々なメリットがあると以前書きましたが、その一つに唾液をたくさん出すことがあります。
唾液には抗菌殺菌効果があるため、歯垢が歯に付着しにくくなります。
また、骨の細胞の新陳代謝を高めるため、強い歯と歯茎が手に入ります。
とにかく、よく噛みましょう!!
食生活の見直し
糖が多い食事は、口内の細菌の増殖を早めます。食物繊維、ビタミン、ミネラルなどバランスの整った食事をとるようにしましょう。
また、間食をすることは口内にさらに細菌を増やすことにつながります。するなとは言いませんが、食べた後は、うがいをするなど糖分の多いものは控えるなど少しは意識しましょう。
ジュースとかを常に飲むことは歯にとってかなり負担ですので要注意です。
ストレスの解消
健康にとって一番の敵はストレスや疲労です。ストレスが溜まると免疫力が低下しますので、歯周病含め、たくさんの疾患にかかりやすくなります。
ストレス過多にならぬよう、普段の生活を意識して、ストレス発散方法なども確立できるようにしましょうね。
まとめ
歯のことについて学んでから言えることは、たかが歯ですがされど歯ですよ。歯の中には血管や神経が通っています。
歯周病で歯肉が炎症を受けると、細菌が溜まって増殖します。
今は全く問題ないかもしれませんが、10年後20年後、毎日痛い思いするのか、歯を抜くために歯医者に通うのか、それは今の自分の生活が決めます。
自分の体の一部だということをしっかり認識して、自分にできることをして、強い歯を手にいれましょう!
コロナのせいにするのはやめよう
こんにちは、しゅうです。
今日は、自分にとって色々考えさせられる一日でした。
というのも、自分の一年間の努力の成果を見せる場である、東医体という大会の中止が決定しました。
なんだ、そんなことかと思う人もいるかもしれませんが、自分にとっては、とても重要で大きな出来ことです。
これで、去年の夏から一年間、していないことになりました。さすがに、サッカーへのモチベーションは切れました。
自分には、まだ大会が残されていますが、自分の先輩にとっては最後の大会でした。
また、その先輩方とできる大会という点では、僕にとっても最後の大会でした。人生が、「今」の積み重ね、だということを改めて感じました。
非常に非常に残念です。
しかし、世の中を見ると、もっと大変な状況です。
職を失ったり、収入が減ったりと、生活するのがやっとの状況です。
そう考えると、スポーツどころではないし、自分も自由を多少失うのは仕方ないのかなと思います。
自分にとって身近な例では、高校総体があります。総体も今のところ延期していますが、全く見通しは立っていません。それでは、総体で引退予定の受験を控えている高校生はどうすればよいのでしょうか。
先が見えない中、トレーニングするのか、引退するのか、とてもとても難しい状況だと思います。この大会のために、部活を必死に頑張ってきた高校生はきっと多くいるはずです。実際、自分もその一人でしたし、今このような状況になって、とてもつらいだろうなと思います。
こう考えると、つらいのは自分だけではないし、自分の周りにはもっと運の悪い人がたくさんいます。
だから、せめて自分だけでも前を向いて、いつもと変わることなく、生きていけたらなと思いました。
また、個人的に、今回の騒動で思ったことがあります。
それは、「コロナのせいにするのはやめよう」ということです。
当たり前ですが、悪いのは、コロナです。
本当になくなってくれと思います。
でも、それを言っても何も変わりません。
きっと、多くの人がコロナにより、生活が乱れて自分のやるべきこと、できることを見失っていると思います。
朝寝坊したとしても、何かでだらけてしまっても、
「コロナさえなければな」
「このご時世だから仕方ないよね」
と思っていると思います。
自分のできない、やらないをコロナのせいにしていませんか。
いつでも、言うのは楽で、行動するのは大変です。
こんな状況だからこそ、自分の今できることを精一杯やる必要があると思います。
さらに、今、こうして、自分の自由の生活が徐々に奪われていますが、こういう時だからこそ、普段の自由な生活のすばらしさに気づくことができます。
自分の場合は、サッカーというスポーツを失ったことで、新しいことを見つける良い機会だと考えたいです。
また、今までの自分の生活が、いかに幸せだったかということを心にとどめ、これからの生活を送っていきたいです。そして、コロナが終息することを日々願うばかりです。
終息するかなんてのはわかりませんが、僕は信じたいと思います。
あきらめないこと、これが大切だと思います。
そして、明日からも自分のできることを精一杯、一生懸命にやっていきたいと思います。
平和な毎日が来るまで、僕は頑張り続けます。
きっとこれからも、心がおれそうなことがあると思いますが、負けずに生き抜きたいと思います。
ひとまず、明日頑張っていきましょう!!!
健康なトレーニーこそ気をつけるべき病気について
こんにちは、しゅうです。
筋トレなどで普段体を鍛えているトレーニーの方は、「自分は筋トレしてるし、病気とは無縁だ。」とか思ったりしていませんか。
僕は、まさにそうで、まだ若いし、普段から鍛えているから大丈夫という謎の自信がありました。笑
というわけで、今日はそんなトレーニーの方にもかかりやすい病気を一つ紹介したいと思います。
興味ある方は読んでください。
その病気とは?
今回、トレーニーが注意すべき病気とは、、、
痛風!!!
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、この痛風について簡単に説明します。
核酸を構成する塩基の代謝産物である、尿酸という老廃物が、何らかの影響で体に過剰に溜まり、尿酸結晶となり関節などに析出します。その結晶を体は取り除こうとするため、免疫反応を起こすため炎症が起きます。
以前は、50代などに多かったのですが、若年化し今は20~30歳代に多いと言われています。また、尿酸は本来男性のほうが女性よりも高く、女性ホルモンにより、尿酸の排出が良くなるため、痛風発作は圧倒的に男性に多いです。
尿酸は低温で、酸素の低い状況で析出しやすいため、酸素が行き届きにくく運動量の多い下肢の母指の関節や耳たぶなどに多いです。
症状ですが、名前の由来が「風が吹くだけで痛いという」意味からも分かるように、激痛です。自分がなったわけではないですが、本当にとんでもなく痛いらしいです。某筋トレyoutuberが動画出してましたね。
しかし、放置していても1週間前後で軽快し、跡形もなくなくなってしまいます。しかし、一度発生すると再発しやすくなり、同じ生活をしていると数年に一度くらいの頻度で起きるそうです。
尿酸って?
では、その痛風の原因となる、尿酸結晶、つまり、尿酸というのはどういう物質なのでしょうか。
核酸を構成する塩基には、アデニン、グアニンというプリン塩基とシトシン、チミンというピリミジン塩基があります。ピリミジン塩基は代謝され、尿素となり排出され、特に問題はないのですが、前者のプリン塩基は尿酸という物質にまでしか代謝されず、これが今回問題となっております。
この尿酸は、 体内に1200mlがプールされており、毎日約700mlが産生され、毎日約700mlが排泄されてバランスを保っています。
一般の人が痛風になる際は、食事でプリン体を過剰摂取した場合に、プリン塩基が増えて、尿酸が増えます。
筋トレとの関係
では、次になぜトレーニーが注意するべきかについて。
これは運動と食事に関係しています。
運動
痛風発作は、疲労、ストレス、無酸素運動などの激しい運動によって誘発されやすいと言われています。
筋トレなどの無酸素運動により、疲労がたまり、さらに酸素が行き届きにくくなり、溜まった尿酸が結晶になりやすいからだと考えられます。
また、激しい筋肉運動(無酸素運動)を行うとエネルギー代謝が活発になり、体内でプリン体がたくさん生成されてしまい、結果として尿酸値の上昇を招いてしまうので注意が必要です。
さらに、運動により、汗をかくことで軽度の脱水状態になり、尿酸の血中濃度が上がることも要因だと考えられています。
食事
痛風はプリン体が増えて、尿酸となり、結晶化しますので、プリン体の多い食事は非常にリスクが上がります。
このプリン体を多く含む食品は、レバー、エビ、イワシ、カツオ、ビールなどですが、以外にも、健康に良さげでトレーニーが食べていそうなタンパク質が豊富な食品も多いです。
ですので、タンパク質摂取のつもりで、何も知らずに食べていると、過剰摂取になる可能性があります。
また、ビールはプリン体の含有量が高いだけでなく、アルコールには肝臓での尿酸産生を増加させ、アルコール分解の際に生じるアセトアルデヒドは腎臓からの尿酸排泄を阻害する作用があるため、ビールは最もリスクが高いと考えられます。
さらに、お酒のおつまみには、魚や肉類などプリン体が多い商品が多いため、お酒が好きな人は要注意です。
普段意識すること
では、普段生活するうえでどういったことを意識すればよいでしょうか。
・一部の肉や魚などのプリン体が多い食品に注意を寄せる。
・お酒と上手に付き合う。また、お酒の肴にも要注意。
・普段から、水分を十分にとり、トレーニング中の水分は特に意識する。また、トレーニング後の食事でプリン体が多い食品は避ける。
・有酸素運動は肥満解消につながり、尿酸値の減少につながる。
・野菜を多く含んだバランスの良い食事をとる。
まとめ
痛風のリスクファクターに、激しい運動を好む人、肥満の人、過食の人、プリン体を多く含む食事をよくする人、などと様々ですが、トレーニーで当てはまる項目が少しあったので、注意が必要です。
なんといっても、この痛風、発作が起きてしまうと、尿酸を排泄させたりする薬は発作の長期化、再発につながるため、薬を処方できず、痛みどめでしばらく痛みに堪えるしかないです。
本当にとんでもなく痛いみたいなので、なってからでは遅いと思って、日ごろから注意していきましょう!!